山崎啓支がNLPを学び、講師になったきっかけ、 20年以上にもわたってNLPラーニングの山崎が支持されてきた理由 そして、NLPスクールの中でも際立って特徴のある弊社のセミナーは、 どのような方にお役に立つのか・・・ 山崎の思いを脚色なく、ありのままお伝えします。
1. 山崎啓支からのメッセージ
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- どうして私がNLPを学んだのか?
- そして、どうしてNLPを教えようと決意したのか?
- そして、どうしてNLPを教えようと決意したのか?
このページでは、これら私自身の歴史を赤裸々に語ります。
2. もっとも大切に思っていること
山崎啓支です。
NLPを教え始めて23年(2024年8月現在)になります。
ここまで私が何を大切にしてNLPをお伝えしてきたのか?
また、なぜそれが大切だと思ったのか?
これらのことについて、ここでは赤裸々に語りたいと思います。
なぜなら、これからNLPを学ぼうとしている人にとって、担当するトレーナーが何を大切にしてセミナーを作り、行っているのかを知ることが、何よりも大切だと、私は思っているからです。
3. NLPを学ぼうとしたきっかけ
NLPセミナーを受講下さる方々の参加動機を拝見しますと、仕事のため、スキルアップのためといったものが目立ちます。
しかし、お一人お一人の話をよくよくお伺いすると、次の言葉に集約されることが分かりました。
「今の自分を変えたい」
その気持ちは痛いほど分かります。
かつての私も、自分を変えたいと切実に願ってNLPの扉を叩いたからです。
NLPを学び始めた頃の私は、極端に自分に自信が無かったのですね。
NLPだけではなく、コーチングやカウンセリング、さらに能力開発と言われるものなど、効果がありそうな手法を手当たり次第、学んでいました。
その中でも、特に効果が高いと感じたのがNLPでした。
NLPは、無意識(潜在意識)を効果的に変化させる技法が充実しているのです。
理論も使い方もシンプルなので、幅広い分野で応用が効くのです。
セラピー・ビジネス・教育・医療などの現場で活用されています。
ただし学んでいる最中は、NLPには大きな可能性を感じたものの、自分で教えるというところまでは考えが至りませんでした。
4. NLPトレーナーになったきっかけ
ただただ自分のためだけにNLPを学んでいた私に、転機が訪れました。
トレーナーから学んだNLPの内容を私なりの解釈を加えて、NLPを共に学んでいる仲間に対して説明してみたことがありました。
「すごく、わかりやすい!」
「よく理解できた!」
「はじめてNLPが理解できたような気がする…」
思いのほか絶賛してもらえたのです。
その時、説明を聞いてくれた仲間の一人が、大阪でセミナーを主催している人でした。
その方が10人くらい集めてくださり、3時間くらいのNLPセミナーをやることになりました。
そのセミナーが大成功で、「続編を開催して欲しい」と、すぐに再オファーをいただいたのです。
次に開催したセミナーには、別の地域(名古屋)でセミナーを主催している方が参加していました。
その方も、「人を集めるから、名古屋でもセミナーをやって欲しい」と申し出てくれたのです。
その後、同じくセミナーに参加下さった方からのご依頼で、名古屋や東京で本格的なNLPセミナー(NLPプラクティショナー養成コースなどの長期セミナー)の開催が決まりました。
さらに、やはりセミナー参加者のご依頼で、大手の人材教育会社でNLPを応用した企業研修のプロジェクトを任されることにもなりました。
気が付くと、アレヨアレヨという間に全国で教えるようになっていたのです。
私のNLPのセミナーは、ほとんど口コミだけで広がっていったのです。
5. NLPセミナーで何を大切にしているか?
私が講師を務めるNLPセミナーで何を大切にしているのか?
長年NLPを教えた経験があり、今ようやく本当に大切なことが見えるようになりました。
それを集約したのが以下の「2つの目的」です。
・NLPラーニング・山崎啓支のセミナーの「2つの目的」
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- 学ぶだけでなく、実生活でNLPを使いこなせるようになってもらうこと(応用力開発)
- 自分と他人を大きく変える力を身に着けてもらうこと(根本的変化)
この「2つの目的」は今の私が行うセミナー(特に長期コース)に浸透しています。
どのようにして、これらが大切だと痛感したのかは、私のヒストリーとともに後ほどご紹介します。
6. 私がセミナー会場で重視している3つのポイント
2つの目的(「1.学ぶだけでなく、実生活でNLPを使いこなせるようになってもらうこと」、
「2.自分と他人を大きく変える力を身に着けてもらうこと」)を実現するために、
NLPを教える現場(セミナー会場)で以下の3つの点を特に心がけています。
・3つの指導方針
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- NLPをわかりやすく伝えること
- 「NLPの本質」と「人間の本質」を伝える
- 「安全安心な場」を作ること
これは、先ほどお伝えした「2つの目的」をご受講生に伝えるために不可欠な指導方針です。
上記の「3つの指導方針」を、今では当たり前のように大切にしています。
そうなったのもまた、次ページから続く、私自身のヒストリーと関係があります。
7. 私のNLPがなぜ、分かりやすいと言われるのか?
先ほど、私なりに解釈をしたNLPの内容がとてもわかりやすい!と、仲間うちで評判になった話をお伝えしましたね。
これは、どちらかというと欠点とも言える性質と関係があります。
実は私自身の「物分かりの悪さ」が、説明のわかりやすさに繋がっているのです。
私は様々な先生からNLPを学びました。
その先生方の教え方に問題は無かったのですが、どうも私は納得しかねたのです。
例えば、いわゆる”頭がキレる”人(頭が良い人)というのは、相手の話を要領よく理解できるのだと思います。
それに対して、頭の回転がさほどよくないせいか、要領よくは理解が出来ず、しっかりと納得しないと腑に落ちなかったのです。
私が理解するには、しっかりとしたロジックとシンプルな説明が必要でした。
釈然としないままでも何とかやり過ごせる方もおられると思いますが、私はどうしてもNLPを自分が納得する形で理解したかったのです。
NLPにとても興味を持ちましたし、私自身がどうしても変化したかった。
その気持が切実だったからでしょう。
人から教わっても理解できないので、自分自身で徹底的に検証することにしました。
「あるスキルがあったとしたら、どうしてコレが機能するのか?」
「このスキルは一体どのような用途で使えるのか? その他にどのように応用できるのか?」
「無意識はこうだと教わったが、それは本当か?」
先生に質問してもよく分からなかったことは、自分で埋めるしかありませんでした。
一つ一つの事柄を、自分が納得いくまで、とことん落としこんでいきました。
自分の理解のため、シンプルで実用的な説明を考えているうちに、結果として、他人にも理解しやすい「教え方」が出来上がっていったのです。
これら独自の「教え方」は、私が行うセミナーのみならず私が書いた全ての本にも反映されています。
8. NLPを現場で使える人 使えない人を見て
ただし、私が「NLPの技法を、誰にでも分かるようお伝えできる」だけならば、ここまで多くの受講生の支持を受けることはできなかったでしょう。
長年NLPを教えていく内に、「分かりやすく教えること」と「受講生がNLPの技法を使えるようになるかどうか」は、全く別のことだと分かるようになりました。
例えば、私のNLPセミナーではセラピストやコーチといった、いわゆる心理職の方々も多数参加下さっています。
NLPをコーチングにどう活かせばいいのかが分かって、すぐに実践できるコーチもいます。
一方で、同じようにNLPの原理は頭で分かっていても、どう取り入れたらいいか分からないという人もいました。
NLP自体はよく分かるけど、どうやって日常の場で活かせばいいか分からないという声もよく聞くようになったのです。
現場で使える人と使えない人とをよく観察していく中で、その違いが解るようになりました。
その人に応用力(柔軟性)があるかどうかの差なのですね。
もともと応用力が高い人はどんどん自分の現場や状況に合わせて活用していけます。
一方で、応用力が低い人は、まるで公式を暗記するかのように頭にインプットしているけれど、現場では使えなかったのです。
NLPは知識として知っているだけでなく、実際の現場で使えなければ意味がありません。
NLP技法の丸暗記ではなく、実際に現場に合わせて使いこなせる応用力を高めることが、NLPの技法を教えるよりも大事だと痛感したのです。
その後も、長い時間をかけて応用力が高い人を観察していきました。
その結果、応用力が高い方々の特徴が分かってきました。
その一つは「NLPの本質」が深く理解できていたのです。
「NLPの本質」とは、NLP技法の奥にある「原理・原則」だと、ここではご理解ください。
そこで、「NLPの本質」が解るように、NLP技法を紐解いて、「その技法はなぜ効くのか?」「どうして、こんなにパワフルなのか?」という部分まで、丁寧にお伝えするようにしました。
予想していた通り、NLP技法の奥底にある「NLPの本質(原理原則)」をお伝えすることにより、
ご受講生は現場でNLPを応用する力がメキメキ向上していきました。
9. 人間の本質が分からなければ、NLPを充分に活かせない
NLPを何に対して使うのでしょうか?
自分と他者に対してですよね。
NLPを教え続けていく中で、逆説的ですがNLPを教えているだけではNLPを使えるようにはならないと気づいたのです。
NLPを効果的に使えるようになるには、自分と他者を含む、人間というものを深く理解する必要があるのです。
「幸せになる目標達成」と「むしろ苦しくなってしまう目標達成」の違いは何か?
「変化できる人」と「変化してもすぐにもどってしまう人」の違いは?
「一時的な変化」と「継続する変化」の違いは?
そもそも人間はどうしたら幸せになるのか?
例えば、NLPを学んでいくと、「どうすれば目標達成できるか」が分かるようになります。
しかし、どのような目標を持てば幸せになれるかまでを扱うわけではないのです。
NLPは無意識(潜在意識)を開発していくので効果性が高いのです。
「幸せになれない目標」を持つ人がNLPを学ぶと、より効果的に(短時間で)幸せになれない目標が達成してしまうのです。もしこうなれば、目標を達成することによりかえって苦しくなってしまうことすらあるのです。
目標を達成して感謝されることが多い反面、目標達成しても幸せになりきれなかった方々もいるのを知りました。
そこで、「人間はどうしたら幸せになれるのか?」など、「人間の本質」についても合わせて伝えた方がいいという結論に至りました。
さらに、「NLPの本質」に加えて「人間の本質」を理解していただくことは、応用力(柔軟性)を磨くという観点でも極めて重要だということもわかりました。
なぜなら、「人間の本質」の理解は、よく出来た地図を得ることになるからです。
「人間の本質」が深く理解できているということは、人間のことがよく解っているということになります。
これは、人間の全体図(地図)が頭に入っていることになります。
人間の全体図(地図)がよく理解できていると、「どのNLP技法」を「どのように使えばよいか」が解る、つまり適材適所にNLP技法を応用できるのです。
このように、矛盾なくNLPを使って満足していただくことに加えて、応用力(柔軟性)を高めるという観点でも「人間の本質」を教えることが役立つことが分かりました。
「人間の本質」の理解によって、ワンランク上のNLPの使い方が習得できるようになるのです。
10. なぜ私が徹底して場を大切にするようになったのか?
「NLPの本質」と「人間の本質」を合わせてお伝えするようになってから、NLPに対して小手先ではなく、深い理解を得ていただけるようになりました。
それに比例して、現場で使える人が目に見えて増えてきました。
人間についての深い理解をもたらすレクチャーを、分かりやすく伝える
通常、深い理解力を要する内容は難しいことが多いです。
逆に、分かりやすく伝えると、どうしても表面的(浅い内容)になりがちです。
しかし、私はどうしてもその両方、つまり「深い内容を伝えること」と「分かりやすく伝えること」を両立させたかった。
そこで、長年の試行錯誤から「内容の深さ」と「わかりやすさ」が共存するあまり類を見ないNLPセミナーを開発することに成功しました。これにより、さらに評判を呼ぶことができました。
ただし、受講生一人一人に深く伝わるかどうかというのは、また別だということも分かってきました。
非常に濃い内容をお伝えしても、受講生の心に深く響くとは限らないのですね。
これは、お伝えする内容の質の問題ではなく、もっと土台となるところでした。
私のことを受け入れている方、信頼して下さる方には深く伝わりますが、どこか警戒している方、斜に構えている方には伝わりません。
どれだけ深い内容、有益な内容だったとしても、それを受け入れてくれる関係性が無ければ、相手に届かないのです。
レクチャーが伝わるかどうかは、私と受講生との関係性にかかっています。
受講生同士の関係と、受講生を取り巻く場全体の雰囲気はさらに重要です。
NLPセミナーでは、ワーク(実習)を多く行うのですが、受講生同士の関係性が浅い中でワークを行っても大きな変化は起きないからです。
ワークで深い体験が出来ないとしたら、残念ながらNLPを深く理解したとはいえないのです。
信じられないかもしれませんが、高度なNLPワークが受講者の変化を作り出すわけではないのです。
仮に、深く伝えることができるのならば、シンプルな一言を伝えるだけでも、あるいは基礎的なワークだけでも大きな変化を体験できるのです
このような意味で、「NLPを分かりやすく教えること」「人間の本質を理解すること」は大事ですが、それも言葉が深く伝わる環境かどうかにかかっているのです。
そのために、受講生がリラックスしてレクチャーを聞き、深くワークに集中できるような安全・安心の場をしっかりと作るよう心がけてきました。
人間は変化したいと思っていると同時に、変化を恐れています。
だからこそ、安全・安心を実感できてはじめて変化を受け入れることができるのです。
深い人間理解に根ざす内容は、それが深い内容であればあるほど、大きな変化をもたらす可能性があります。
だからこそ、安全・安心な環境を作ることを最優先に考えているのです。
11. 「3つの指導方針」と「2つの目的」
今までお伝えしたのを要約すると、私のセミナーに関する3つの指導方針は以下のとおりになります。
・3つの指導方針
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- NLPをわかりやすく伝えること
- 「NLPの本質」と「人間の本質」を伝える
- 安全安心な場作り
私のNLPセミナーがこのような形になったのも、誰かに教えてもらったからではありません。
セミナーという現場で得た気づきを積み上げていった結果、独自のNLPセミナーに進化していったのです。
この3つを大切にする姿勢は、私の歴史そのものです。
ですから、私が行うどの活動を見ていただいても、これらを感じ取っていただけるはずです。
はじめは、「応用力(柔軟性)」を高めるために徹底させていた『「NLPの本質」と「人間の本質」の理解』が、「根本的変化(大きな変化)」を作り出すための最大の鍵であることにハッキリと気づきました。
このような経験を重ねてきた結果、現在では、
「応用力(柔軟性)」を高めて実生活でNLPを使いこなせるようにトレーニングすること、
「根本的変化」を起こすためのNLPの使い方を伝えることが、
私がお伝えするNLPの最大の特徴となっています。
それを表現で表したのが、「山崎啓支のセミナーの2つの目的」です。
・山崎啓支のセミナーの2つの目的
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- 学ぶだけでなく、実生活でNLPを使いこなせるようになってもらうこと(応用力開発)。
- 自分と他人を大きく変える力を身に着けてもらうこと(根本的変化)。
ここまで私の歴史とともにご紹介したように、上記の「3つの指導方針」と「2つの目的」は長い年月を経て熟成した果実です。
よって、私が行うセミナーでは、一貫してこれらの姿勢が感じ取れるはずです。
ここに私が書いたことが、本当のことかどうかを、ぜひあなたの目で確かめて頂けたらと思っております。