「人間の本質」と「NLPの本質」を伝える

人間の本質が分からなければ、NLPを充分に活かせない

NLPを何に対して使うのでしょうか?

自分と他者に対してですよね。

NLPを教え続けていく中で、逆説的ですがNLPを教えているだけではNLPを使えるようにはならないと気づいたのです。

NLPを効果的に使えるようになるには、自分と他者を含む、人間というものを深く理解する必要があるのです。

「幸せになる目標達成」と「むしろ苦しくなってしまう目標達成」の違いは何か?
「変化できる人」と「変化してもすぐにもどってしまう人」の違いは?
「一時的な変化」と「継続する変化」の違いは?
そもそも人間はどうしたら幸せになるのか?

例えば、NLPを学んでいくと、「どうすれば目標達成できるか」が分かるようになります。

しかし、どのような目標を持てば幸せになれるかまでを扱うわけではないのです。

NLPは無意識(潜在意識)を開発していくので効果性が高いのです。
「幸せになれない目標」を持つ人がNLPを学ぶと、より効果的に(短時間で)幸せになれない目標が達成してしまうのです。もしこうなれば、目標を達成することによりかえって苦しくなってしまうことすらあるのです。

目標を達成して感謝されることが多い反面、目標達成しても幸せになりきれなかった方々もいるのを知りました。

そこで、「人間はどうしたら幸せになれるのか?」など、「人間の本質」についても合わせて伝えた方がいいという結論に至りました。

さらに、「NLPの本質」に加えて「人間の本質」を理解していただくことは、応用力(柔軟性)を磨くという観点でも極めて重要だということもわかりました。

なぜなら、「人間の本質」の理解は、よく出来た地図を得ることになるからです。

「人間の本質」が深く理解できているということは、人間のことがよく解っているということになります。
これは、人間の全体図(地図)が頭に入っていることになります。

人間の全体図(地図)がよく理解できていると、「どのNLP技法」を「どのように使えばよいか」が解る、つまり適材適所にNLP技法を応用できるのです。

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このように、矛盾なくNLPを使って満足していただくことに加えて、応用力(柔軟性)を高めるという観点でも「人間の本質」を教えることが役立つことが分かりました。

「人間の本質」の理解によって、ワンランク上のNLPの使い方が習得できるようになるのです。

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