「環境」「ノウハウ」「姿勢」

ここまでの解説で、「根本的変化」には「課題の根絶」と「才能の開花」の両方の意味があることが幾分かでも理解していただけたかと思います。

「根本的変化」の意義は十分にご理解いただけたかと思います。

しかし、先ほども書いた通り「根本的変化」は簡単とは言えません。
無意識が抵抗するからですね。

「NLPとは?」のページで書いた通り、無意識(潜在意識)は意識(顕在意識)よりも桁違いに大きな力を持っています。信じられないかもしれませんが、私たちは、意識的に自由に生きているというよりは、強力な力を持つ無意識の傾向に従っている、と言った方が正しいのです。

よって、「エネルギーの無駄遣いをやめることの意義」を頭(=意識)で理解しても、無意識が抵抗した場合は、やめられないのです。

これは「わかっちゃいるけどやめられない」状態です。
深刻な中毒症状のみならず、「遅刻癖」や「先延ばし」など日常でのちょっとした習慣(プログラム)すら、やめた方がいいのは頭(意識)ではわかります。しかし、やめるのは難しいのです。無意識がそれを望んでいるからです。

「根本的変化」を行うには「深く広範囲にわたる無意識の理解(人間の本質の理解)」と、それに基づく「根本的変化のための対処方法」が必要なのです(※「人間の本質の理解」に関しては、「山崎啓支のメッセージ」も合わせてご覧ください)。

長年にわたる「根本的変化」に関する研究と実践から、これからNLPを学ばれる初学者が、効果的かつ安全に「根本的変化」を体験するためには、NLPの技法に加えて、「根本的変化」を実現するための特別な「環境(場)」「ノウハウ」「姿勢(在り方)」が不可欠との結論にいたりました。

よく効く薬は副作用も大きいと言われています。
ですから、このような薬を処方する医師は大きな責任を背負っています。
軽々しくどなたにも処方するなんてことはありません。

同様に、私は「根本的変化」というものの意義を深く理解していただき、その良い面から、難しい面までしっかりとお伝えします。

その上で、自分自身と他者を大きく変革していく、責任のある姿勢(軽薄でない姿勢)を培っていただくことまで含めてお伝えしています。

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NLPラーニングの際立った特徴