小木曽一樹 様 40代 会社員 愛知県(2025年7月20日・東京開催)
あり方であるBeingの本質理解が一歩前進しました。学ぶことで頭で理解できても、それを伝えるための何か、その何かとは「自分自身のあり方(being)がとても大切である」つまりスキルやフレームワークを超えた「ありのままで見ること」「無意識を信頼できる状態の意味」が欠けていては、真の対話は起こりえないと気づきました。そのために必要な①本質を理解する( つくる)②あり方を磨く( より柔らかい頭を作り出す)→現場の応用力に活かす。
セミナーの中盤「知覚の自修作用」「自修作用」という言葉が非常に強く印象に残りました。これは習慣化や無意識の分離や統合と深くつながるテーマとして無意識と意識を知るための重要な手がかりとなりそうです。
無意識は 単に「過去の記憶」ではなく「叡智を持ち 最適化する力を秘めたエネルギー源であり、私たち人間にとっての可能性の源泉となり私たちも拡大してくれるタンパク質のような存在である。しかし、多くの人はこの無意識を信頼できず、ついつい過去の記憶や型、今までの成功パターンに頼ってしまう。本当によく理解できました。
今回、セミナーで扱われたワークや様々な対話の中で感じたのは、「知覚の自習作用が起こる瞬間は、コーチとクライアントの間にあり方(being)でのラポールが築かれている時」であり、その時こそ、クライアントの中にある答えが姿を現すのだという実感です。
東京でリアルでの参加を選んだことが、私にとって重要な選択となりました。この会場でしか体感できない非言語なエネルギーのやり取り一つ一つがまさに「場の叡智」をつくり出し働いていたことを体感しました。この場の空間全体には、記憶や言語によって生まれるものではなく 相互作用による あり方(being) が存在し、意図だけが存在し、結果に執着しない状態がありました。私自身にとって貴重な体験となりました。
今後の実践に生かすため以下の実践を心がけて意識していきたいです。無意識への信頼、評価(doing)ではなく存在(being)を見ているか、スキルではなく芸術(アート)として扱っているか。
最後に、今回のセミナーでは「知っていることを深く実感する」場であり、知識をbeingとして統合し、行動に変容させる実験場でもありました。この最大の叡智であるエネルギー(実現する、想像する)力を安全に使うために、私自身が「ありのまま」を見つめ、自分への信頼を理解し、進めていきたいと思います。
「すべての答えは クライアントにある」 この言葉を、知識としてではなく場として実現するコーチでありたいと思います。